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シャンママとはなこっちの育児日記


by shandy3
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ワン~♪

「ワン!」その一声が出せることにより、動けなくともミミの世界は広がった~
私に!!!!
「ワン!!!」水が飲みたい!
「ワンワン!」お腹が空いた!
「ワン!ワン!!」おトイレ済ませたのだけど!!
と、要求をダイレクトに伝えられるようになった~
声が出るようになってからミミの回復は目覚しいものがありました。
上半身に力が入るようになり、遂に!!!!
立ち上がることが出来たのです~
最初の日は絨毯の上で、次日は床の上でも~
ミミは自由を取り戻したのです~
一生寝たきりでも、一日でも長く生きてくれたら~
そういう思いで、看病してきた私にとってこんな日が来るなんて~
夢にも思わない出来事に、幸福を深く感じました。

そして~ある日のお昼のことでした。
「ワンワンワン!!!!!!」
私~そのゆで卵ほしいのだけど!!!の一声が!
ミミはゆで卵の黄身が大好きでした!白身は残して黄身だけ食べる・・・・・
(しかたがないのではなこっちが食べる・・・・飼い犬のお余り・・・・)
そんな子でした~
「ワン!ワン!!!!」頂戴!頂戴!!
とあまり騒ぐので少しだけ掌にのせてあげました~
ミミは興奮し、むさぼる様に卵の黄身を食べました~
ほんの一欠けら~
「ワン!ワン!!!」もっと、もっと!!!!
それではもう少し~
そうしてゆで卵の黄身を半分ぐらい食べ終わった時!!!!!
・ ・・・・・・・・全部吐いてしまいました・・・・

翌日、病院でその事を先生に話しました。
先生は、「うん、うん」と頷き~
診察室の奥の部屋から、ワンコのカンズメを持ってきました~
ミミは興味津々で、先生が缶を開けるのを見ています~
缶の蓋が開き~
ミミは思わず!!!!生唾を~
「ゴクリ~」
鼻もググッ~と鳴ります!
先生がフードをミミに見せながら診療室を歩くと、ミミはその後を追います。
先生がフードを見せびらかしながらミミの目の前に差し出しました~
ミミは、匂いを嗅いで・・・・・・食べる????
・ ・・・・プイ~・・・・・
どうやら気に入らないようです~
先生は、新しい別の缶詰を開けて同じようにミミ見せます。
ミミは口をクチャ、クチャと鳴らしながら~先生の後を追かけます~
・ ・・・どうやらこれも駄目なようです・・・・
ミミは好き嫌いが激しいのです・・・・・・

最後の一缶~もう駄目かな~とあきらめた時~
匂いを良く嗅いで、
「パク!!!!!」
「パクパク!!」食べた~♪
ミミはガッつくように食べ始めました~
そして、先生の手に平をキレイに舐め~もの欲しそうに此方を見ます~
まだ、欲しいの?ミミ???
「ワン!(欲しいよ~)」
でも、またゲホッ~・・・・・もどしそうです~
何とか、ミミは何とか堪え涙を流しながら飲みこみました~
病院から家に帰り、その日は何事もなく終わりました。
ミミは倒れてから、2週間ぶりに食事をしたのでした。
次の日もドックフードを食べることが出来ました~

奇跡~何度も繰り返し続く奇跡~言葉がありません~

今日の二人の昼食風景?な
何でこんなおかしなスタイルでご飯を食べるの?
今晩ゆっくり二人に聞いて見なければ!!!!!

ワン~♪_c0038983_1814123.jpg

by shandy3 | 2005-04-12 18:14