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シャンママとはなこっちの育児日記


by shandy3
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愛情~♪

昨日は私の甥(弟の子)の小学校1年生の入学式でした。
お昼食は、私の家で両親、弟家族と隣町に住む母方の祖母を招いて一緒に頂きました。
おいなりさん、お赤飯、鶏肉のから揚げ、ポテトフライ、サラダ・・ささやかですが、甥の大好物ばかりです~♪
小さいながらもスーツ姿に真新しいランドセルを背負った姿!
我♪甥ながらキマッテいました。
その姿を目を細め、とても嬉しそうに見つめる父と母・・・・そして祖母は・・・
20数年前、私の小学一年生の入学式の姿を思い出して、私を見つめていました。
甥の入学式の話題で盛り上がる昼食~
なのに、84才の祖母の口からでる話題は私が小学生1年生の時のこと。
同年代の子より幾分小柄で
気恥ずかしくもありましたが、とても嬉しくもありました。
祖母には小さい時から良く面倒を見てもらったのを良く覚えております。
当時、まだ存命だった祖父と祖母は、手づくり豆腐とこんにゃくの製造販売を人口500人にも満たない小さな集落で営んでいました。すべて手づくりだったため貧乏浜なし、祖母も祖父も忙しく働いておりました。
 そんな、祖父と祖母の家に遊びに行きたい私は5歳を過ぎた頃から、一人で当時の国鉄に乗って出かけて行きました。もちろん~駅までは母が付き添ってくれます。
「日の出まで子供1枚ください。」
50円玉を手に握り締め、自分で駅の窓口で切符を買います。
母親と離れ駅の改札口を過ぎると、自分一人です。
当時は列車を利用する人も多く、私の世話を焼いてくれる見ず知らずの人がたくさんいました。
それでも、一人緊張し一駅、二駅と駅名を数え、7駅目の「日の出」で降りるのでした。
駅には何時も祖父が出迎えに来てくれていました。
 私の幼き日の一幕です~
今振り返ると、少ない収入を得るため朝5時から働き始める祖母。
忙しい中、小さな私を心から歓迎してくれ、生活の中でかけがいのない思い出をたくさん作ってくれました。
そんな祖母が私にくれた物、それは言葉に置き換えるならば
「無償の愛情」としか言い様がありません。
今日も私を見る祖母の瞳にも深く感じます。

そして、今足元にうずくまって入る二人~♪
ミミとクリスティも何時も私をまっすぐ曇りない目で見つめ、
深く私を愛してくれています。
彼女たちが注いでくれ、尽きること無い深い愛情~
私は、どうやってそのお返しをしたら良いのでしょう~
それは、祖父祖母が教えてくれました~
ただ其処にいれば良いと~
声の届く範囲、体の温もりを感じられる範囲に~

ミミとクリスティ~を抱き寄せる。
私の膝枕で安心して眠る二人~
何時か、二人が神様に召される日がきても、
この温もりを忘れることはない~
この温もりは彼女達の私への愛情~
そして、彼女たちを抱き寄せる私の腕は二人への愛で満ち溢れる~
愛情~♪_c0038983_13603.jpg

by shandy3 | 2005-04-07 13:05